なぜ紫外線は(殺菌線)は菌を死滅させるのか? 厚生省の殺菌力試験データ
| 紫外線殺菌て何?
} なぜ紫外線は(殺菌線)は菌を死滅させるのか?
~ いま、衛生的品質管理が求められています
 紫外線殺菌と他の殺菌方法との相違点
 紫外線殺菌の有効かつ安全な使用方法
前のページへ
次のページへ
4.紫外線殺菌と他の殺菌方法との相違点
紫外線殺菌と他の殺菌方法との相違点は、殺菌方法や対象物によっても違いますが下記のようになります。
他の殺菌方法の問題点
◎ 高温殺菌(熱殺菌)
● 煮沸殺菌や熱殺菌では耐熱菌に対して適正ではない。
● 殺菌に掛かるエネルギーコストが高い。
● 殺菌後冷却行程が必要になる。
● 熱により対象物を変化させることがある。 ◎ 薬品殺菌
● 残留性があるため、二次洗浄の必要性がある。
● 耐性菌を発生させる可能性がある。
● 変色や腐敗を進行させる場合もある。
● 薬品殺菌の場合、菌の種類により効果が違う。
● 次亜塩素などの薬品は低濃度のものを使用するか、
  二次処理が必要になる。

◎ オゾン殺菌
● 人体に有害である。
● 低濃度で長時間作用が必要である。
● 酸化作用により金属の腐食を起こす。
● 耐熱菌や真菌には長い時間が必要である。
● オゾン殺菌の場合は、設備費がかかる。
● 高濃度のオゾンは人体にも悪影響を及ぼす。
他の殺菌方法の相違点
メリット1
● あらゆる菌類に有効
メリット2
● 対象物を変質させる心配が少ない

メリット3
● 設備はコンパクト、維持費も安価

メリット4
● 二次処理不要

メリット5
● 常温で殺菌できる

メリット6
● 耐性菌を作らない