外線殺菌の話（3）いま、衛生的品質管理が求められています

インフルエンザ、O-157、鳥インフルエンザ、AIDS等のウィルスが問題視されています。
しかし、これらの菌の大半は環境の変化により菌のDNAが変化したものと考えられています。
日本中を騒がしているO-157などは大腸菌類の一種。大腸菌は本来、人間の体内に生存する微生物の一つです。科学薬品が目覚ましく進歩する中で、薬品に対抗する微生物が生まれてきているのです。

これらの菌は、空気中や物質の表面にも存在し増殖していきます。
そんな中、紫外線は水処理殺菌、食品の表面殺菌、保管と食品の原材料の生育、生産から製造・加工、製品の保管、流通を経て最終の消費者に至るまで科学的に管理するHACCPに導入されています。
紫外線殺菌消毒は衛生管理をサポートする、極めてコンパクトで二次処理が不要な効率の良い殺菌方法と言えます。

※HACCP（Hazard Analysis and Critical Control Point）＝食品の原料の受け入れから製造・出荷までのすべての工程において、危害の発生を防止するための重要ポイントを継続的に監視・記録する衛生管理手法。